花庵ブログ

お雛様を飾るなら?

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<写真はイメージです>
本日、2月19日は「雨水(うすい)」とされています。
雨水は2月19日ごろから啓蟄(けいちつ)までの期間です。
この日を境に、雪が雨に変わり、
氷が溶けて水になり、
春に向かっていく節目とされています。

また、草木が芽生える頃で、
昔から農耕の準備を始める目安とされてきました。

昔より、雨水にお雛様を飾ると良いとされてきましたが、
その由来は?

いくつか諸説はあるようですが、
日本神話からきているようで、
雪から雨に変わり、春に向かう節目ということで
農耕の準備が始まり、
雪解け水が川に流れ始める時。

水は命の源と考えられており、
水の神様は子宝の神様、安産の神様として
祀られてきたようです。

そのため、この日にお雛様を飾ると
良縁に恵まれると言われるようになったようです♪

また、地域によって内裏ひなの左右が異なります。
皆様のご家庭はどちらでしょうか?

西日本では陰陽説より、
陽である男性は陽の方向である左(向かって右)に、
陰である女性は陰の方向である右(向かって左)に置かれます。

関東でももともとは陰陽説にならって置かれておりましたが、
昭和初期頃より、
お内裏様を向かって左に、お雛様を向かって右に置く新式が広まりました。
昭和天皇の即位礼に習った説、西洋式の考え方を採用した説など
諸説はいくつかあるようです。
結婚式でも左に新郎、右に新婦が並ぶので、
新式で配置する家庭が増えてきているようです。

暦の上では春でも、本格的な春はまだまだ・・・ですが、
気分だけでも春を感じてみてください♪
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