花庵ブログ

正月事始め

時折冷たい風に吹かれながら、
粉雪舞う中禅寺湖ですが、
風のない日は幾分か凛とした空気が心地よい冬がやってきました。

お車でお越しのお客様は、
到着され第一声に「寒ーい!」聞くこともこれから多くなりそうです。


雪が降ってこそ、奥日光の冬が輝くので、
寒さもまた季節の楽しみとして
しばらく仲良くできればと思います。

写真は過去の写真ですが、
スーペリアルームからの雪景色です。
DSC_9124.jpg
※展望風呂の湖側の窓はスイッチで「すりガラス」になりますので、
ご安心くださいませ。
客室のあったかい温泉に入りながら、
雪景色を眺めるのは、冬こそより贅沢な気分になりますね。


さて、本日12月13日は「正月事始め」ですね。
正月を迎える準備を始める日と言われております。

なぜ12月13日になったかご存知ですか?
江戸時代中期まで使われていた宣明暦では
12月13日の二十七宿は必ず「鬼」になっており、
鬼の日は婚礼以外は全てのことに吉とされていました。
せっかくおめでたいお正月の準備をするなら、
おめでたい日がいいとのことで、
12月13日が「正月事始め」となったようです。
旧暦から暦が変わってからも日付は変わらず習わしは続いております。

具体的には、
正月に年神様を迎えるために、1年の汚れを払い清める「煤払い」をし、
門松にする松や、おせちを作るための薪を取りに行く「松迎え」をします。

また、お歳暮を12月13日頃から贈るのは、
お歳暮が正月用のお供え物だったことの名残とも言われています。

何かと忙しい年末を前に、計画的に大掃除をしないとなぁと
自分自身の戒めも込めつつ、ブログを更新しております(^_^;)

今年も残りわずかとなりましたが、
気持ちよく良い年を迎えられるよう、早目の準備をしつつ、
大掃除でお疲れの際は花庵の温泉でゆっくりお寛ぎくださいませ♪
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